今回は、「スペシャルティコーヒーとは何か?」というお話を書いてみたいと思います。
グッドイナフコーヒーのおかげさまで、いつも美味しい珈琲を飲めるようになってから、その味の秘密を知りたいと思うようになりました。
豆の説明がされている資料の中でよく目にするのが、「スペシャルティコーヒー」という言葉でした。
端的に言えば、流通されている全てのコーヒー豆を一定の基準で評価した場合、上位5%くらいに入っているものを「スペシャルティコーヒー」と呼んでいるそうです。
どこの世界にも「エリート」とよばれるものは存在しますが、コーヒー豆の世界においてもエリートがあるのですね。
何でも、コーヒー豆のグレードを評価する国際資格があり、その資格を持っている人が一定の基準に照らして評価した豆の中で、
100点満点中80点以上を取らないとスペシャルティコーヒーとして認められないそうで、豆の品質はもとより、淹れた時の味が抜群に美味しくなくてはならない。
さらに、豆の品種が明確で、その豆が生産されてからどのようなルートを経て届けられたのか、追跡調査が出来る仕組み(トレーサビリティ)が必要条件になるそうです。
いろいろ調べてみたのですが、専門用語が多くてブログで紹介するのは大変そうです。
インターネットにアップされているものでは、こちらのサイトの説明がとてもわかりやすいです。
https://www.thecoffeeshop.jp/myself-coffee/coffee-beginner-project-vol3/
グッドイナフコーヒーで買えるスペシャルティコーヒーの豆は、有名どころが多いです。
https://gectoyama.com/menu
ブラジル、エチオピア、コロンビア、タンザニアキリマンジャロ、インドネシア、グアテマラ・・・
よく聞く有名どころのコーヒー豆の生産国が並んでいますが、ここで気づいた事は、我らが東ティモールのコーヒー豆には「スペシャルティコーヒー」の記載がありません。
おかしいですね?
明らかに味ではナンバーワン(当社比です 笑)の東ティモールのコーヒー豆が、なぜかスペシャルティーコーヒーの冠を持っていません。
その代わりに、「有機JAS認証生豆使用」「フェアトレード(民衆交易による)」という文言が書かれています。
東ティモールの豆はエリートでは無いが、ハングリー精神によって鍛えられた底力があるという感じでしょうか?
はたまたグッドイナフさんの神業的な焙煎が、東ティモールの豆に秘められた未知なる旨味を引き出しているのでしょうか?
次回は、このあたりの謎に迫ってみたいと思います。
~つづく~
コンシェルジュ S・K
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