VILLAX富山コーヒー物語 第一話

VILLAX富山、おもてなし担当のS・Kです。

今回から、モデルハウスで出しているコーヒーの話をシリーズで書いてみたいと思います。

VILLAX富山では、ひいきにしている富山市内のコーヒー専門店から厳選したコーヒー豆を仕入れてドリップしています。

「グッドイナフコーヒー」というお店ですが、とてもお洒落な佇まいのお店です。

店主が輸入した生豆を自家焙煎しているお店で、店内ではいろいろな豆から抽出したコーヒーを自由に試飲することができます。

私がこのお店の豆を選んだ理由は、VILLAX富山がスタートする前から行きつけのお店だったので、

このお店で焙煎された豆で淹れたコーヒーを、お客様と社員の皆さんにも「ぜひ味わってみて欲しい」という思いからでした。

コロナ禍ということで最近ではわかりませんが、かつては2Fで店内で淹れたコーヒーを頂くこともできました。

数年前に初めてこのお店で頂いたコーヒーに、私は衝撃を受けました。

実は、それまでの私はコーヒーを積極的に飲むような人間ではなく、むしろ苦手なタイプだったのです。

前職では営業などで得意先に行った際に、コーヒーが出されることもよくありましたが、

独特の苦みが苦手なので砂糖を入れて(粗相の無いように)むりやり飲んで帰る感じでした。

自分の中で「コーヒーというのはこんな味」という固定観念が出来上がっていました。

ところが、本当に美味しいコーヒー豆を挽いて淹れるコーヒーというのは、まるで次元が違う味がしたのです。

たとえば、皆さんが「とても美味しい」と言って飲んでいる○○○という有名チェーン店のコーヒーがあるとしたら、

グッドイナフで買った豆を自宅で挽いて淹れた方が遙かに美味しくなるのです。

店主曰く、大手の有名店は豆の買い付けの仕方がとても雑なのだそうで、たとえば虫が付いているような豆(品質管理が良くない豆)でも平気で買い付けて行くそうです。

つまり、大手のコーヒー店は「質より量」を求めているがゆえに、豆選びの段階で品質重視で買い付けるお店との差が出来てしまう。

その結果、末端の消費者が飲むコーヒーの「味の違い」となって現われるわけです。

~次週に続く~