こんにちは。
おもてなし担当のS・Kです。
富山マラソンの話題が続きましたので、応援を頑張った私も「富山マラソン応援秘話」をアップしようと思ったのですが・・・それは来週に回して、気分転換にコーヒー物語の続きを書いていきたいと思います。
(誕生日なのにごめんね、ランリーマン 笑)
つい昨日の話になりますが、モデルハウスで行ったイベントに参加してくれたMさんから、こんなメッセージを頂きました。
「あのイベントでご馳走になったコーヒーの味が忘れられません。一体、どこの豆を使っているですか?ぜひ教えて欲しいです!」
おもてなし担当の私としてはとても嬉しい質問なのですが、同じような質問をよく頂きますので、隠すことなくいつもこのようにお伝えしています。
「グッドイナフコーヒーの『東ティモールの豆』ですよ♪
当社では、社長をはじめ社員の皆さんがこのコーヒーを活力にして日々の仕事を頑張っていると言っても過言ではありません。
私たちがいつも美味しくコーヒーを飲むことが、その豆を生産する国で頑張っている人々の生活を豊かにし、幸せに貢献している。
そのようなことを考えながらコーヒーを淹れていると、とてもワクワクしてきます♪♪
多くの人を魅了してやまない「東ティモールのコーヒー豆」とは、一体どのような環境で生産されているのでしょうか?
オーストラリアから見て北に位置するティモール島。島の東側は東ティモール、西側はインドネシアに分かれます。
東ティモールは幾多の紛争を乗り越えて、インドネシアから2002年に独立した、アジアで一番新しい国です。
東ティモールは手つかずの自然とサンゴ礁の海が美しい東南アジアの小国ですが、国土の6割以上が山岳地帯です。
国全体としては熱帯気候ですが、山岳地帯では、日中の強い日差しに比べ朝晩は冷え込みます。
そのため、昼と夜の温度差を活かして、実の引き締まった美味しいコーヒー豆を栽培することができるのです。
また東ティモールは、「水の王国」といわれる富山県と同じく年間降水量が2000mm以上あり、まさにコーヒー豆を栽培するのに適した環境が整っていると言えます。
東ティモールに住む多くの人は、コーヒーの栽培によって生計を立てています。じつに国民の約4分の1が、コーヒーの栽培によって生計を立てているそうです。
コーヒーは石油に続く輸出品として東ティモールの経済を支えていますが、近年コーヒー豆の生産に改革が起こり、その質が飛躍的に上がったのだそうです。
インドネシアの統治時代には、コーヒーの品質は問われず、バイヤーは質より量を求めていたそうです。
その結果、価格が低迷しコーヒーを生産する村の人々の暮らしはとても貧しかったのだそうです。
品質が上がらないコーヒー豆を、大量に買い付けられ、安く買いたたかれる。
そんな悪循環を脱するきっかけになったのが、「スペシャルティコーヒー」への取り組みだったそうです。
~つづく~
※次回は「スペシャルティコーヒー」について掘り下げてみたいと思います。
コンシェルジュ S・K
富山で建てるガレージハウス VILLAX 富山店 TEL:076-422-5627